9 Oct 2010

イヌらしくなる









デデは2歳になりました。
今までこれといった大きな病気もせず、下痢すらしたこともなく、至って健康体を維持しています。






デデをサム呼ばわりする(米俳優のサミュエル・エル・ジャクソンに似ているとのこと... )近所の方から最近頻繁に嬉しそうにしみじみと言われます。
「おい、サム! おまえは本当にイヌらしくなって随分まともになってきたなあ」と。
「いやいや、あんたのイヌも相当なもんだったぞ」と切り返しても聞いてはくれず、まじまじとデデを見つめてニコニコするだけです。


健康体とはいえ、どうも変だからと、動物病院で診察を受けたことがあります。
デデのヘンテコな歩き方が真剣に気になり診てもらいました。
獣医は「兵隊歩き」と呼んでましたが、別に骨格に異常はありませんでした。
最後にモニョモニョ言い難そうに、
「これは〜、骨格の問題ではなくて... 多分そのぉ〜、元気というか、落ち着きがないというかぁ、デデちゃんのその性格から来るものかとおぉぉ...
それを聞いてピーンときました。ああ、多動症候群か...
ねぇねぇ、そうでしょ!それなんでしょ?と聞いたところ、いやいや違うとは否定されず、投薬するまでには至らないとの答えが帰ってきました。

性格も行動パターンも脳に支配されているので、ここはひとつそれを理解して接しなければならないのだなと変に納得しました。
自分の愛犬ではありますが、患者さんだと思えばちょっとやそっとのことでは腹も立たなくなり、それ以来ワンコ達にとっては患者さんを見張る鬼婦長の役割もしています。


デデの場合、確かに成長は緩やかですが、近所の方がおっしゃる通りにイヌらしくなっているかもしれません。傍から見ればそんなのお話しにならない程度でしょうが、餌、おやつでつらなくとも指示に集中して理解を示すことは少しずつ増えているのです。
集中力はさほど長続きはしないのですが、これからも楽しみであり、なんといっても愉快なイイヤツです。





因に、プレゼントというか必需品。
元々使っている移動用のバッグは、ミンモと同じサイズなのでデデにはデカ過ぎなのですが (♂だから5〜6kgくらいに成長すると思っていたのに3kg前後で終了。)、メッシュ部分をことごとくかじって、引っ掻いて穴だらけになっていることに最近気付きました。
彼の誕生日は所用で代官山にずっと居たので、ちょっと足を延ばしてMr.Macさんでハンモックを買い求めました。とても良いです、もう鞄の中でゴロゴロ転がることはありません。
血を抜く儀式は時間不足でまた他の機会に。


これからも2匹仲良く元気でネ。