20 May 2011

浜で 





1年ぶりにミンモとデデを南伊豆の弓ヶ浜へ連れて行きました。タイ、イサキ狙いのおじちゃん達に同行です。 
ワンコ達は宿に置いて、私は釣り舟に乗るのもありなのですが、日中アウトドアで遊ばせる事が出来るこの時期はとても貴重です。朝5時の出船を見送って、昼1時頃帰って来るまでの間、海のリゾート気分を味わってもらうことに。 
お見送り後、宿に帰って朝メシを済ませて4時間だけゴロゴロ。彼らは前日から興奮しっ放しだったのでやっとまとまった休息を取りました。 


昨年ここに来た時、それは彼らにとって初めての海でした。それまで、近場でヨットに乗ってチンタラとした釣りには何度か同行させてはいましたが、打ち寄せる波付きの砂浜体験は初めてでした。 
ビビるミンモは、陸へ陸へと逃げようとしてちっとも海に近付かず... 
デデは塩味の効いた水と特に砂を気に入り、意外と抵抗なくちゃぷちゃぷ遊んでいました。砂の食べ過ぎで、掴もうとするとホロホロと崩れるハカナ〜いモノを翌日してたっけ。 
ミンモは元々ヨットに乗る時の桟橋にもビビっちゃって… 慣れるのに時間のかかったので、やっぱりミンモは砂浜もダメか〜と諦めていたところ、打ち寄せられてぷかぷか浮いてる魚を発見し、いきなり水の中へ。同じくそれを狙っているカラスと奪い合いになりかけました。 
それを期に、波打ち際=旨そうな物在り→良い場所という動機づけがされたらしく、今回は抵抗なく海に直行しました。 




その日は、ピーカンでもなく風もさほど強くなく、とても過ごし易かったです。 
月曜日なので浜は殆ど無人状態。ワンコの散歩の時間帯としても遅いので在るのは足跡だけ。 


浜に打ち上げられた昆布?を拾う老女ひとり。 



ミミデデ達も海藻ハンティング。 


以前、生の海藻を分解する酵素を持っているのは日本人だけだと聞いたことがあります。何でも食べちゃう中国人にも出来ないことが、日本人に出来るなんてと誇りにまで思ったんだけど、はたしてワンコは生の海藻OKなんでしょうか。 




迷惑をかけそうな相手も居ないし、彼らには海で泳ぐ気はないため、行っても波打ち際止まりと判断できたのでフリーにさせることができました。うぅ〜ん、何という開放感でしょう。 




デデは今回も砂だらけになり、口の周りにはいろいろ付いてる。いったい何拾って食べた? 





2時間以上浜で自由に遊びました。木陰で最後の休憩をしていると、とっても大きな哺乳類が砂浜に登場。


馬でした。 
近くに乗馬クラブがあるそうです。砂浜での外乗りが出来るんですね。浜を何往復もしてました。


初めて見る馬にミンモは大興奮で、引っ張るわ引っ張るわ。どんどん近付いて行って最後には仁王立ちになってピヨンピョン。立ち上がったところで当然馬よりデカくはなりません。もちろん写真なんか撮れなかった。 


ミミデデにとって馬に会えたことは、さぞやビックリする出来事だったでしょう。 
私にとってたまげたことは、海水浴をする人が約2名いたことでした。あの時の気温は21度くらい。ウインドブレーカーを着ていても汗を拭うことはなかった。彼ら…北方系のDNAでも入っていたのでしょうか、1時間後浜の前を通り過ぎた時も懲りずに海水浴してました。 





お昼を回ったので、みんなを迎えに行く前に30分宿で休憩。私はビール休憩。 
足を洗うのが面倒なので、ワンコ達は濡れ縁にそのまま放置。とても気持ち良さそう。 






さてさて、船着き場に行けば大好きなおじちゃん達が戻って来ると分かりとってもソワソワ。 
デデの鼻の頭、塩吹いてるよ。

帰って来た船見てモチロン大興奮。 

今回タイは全滅、当たりすらなかったそうです。イサキオンリーでしたが、釣って来た魚見てミミデデまたまた大興奮。 
              



もう大興奮三昧の二日間。 
デデは海旅行の三日前まで嘔吐と下痢で病院行きになったのですが、投薬後は強靭的な回復力で見事なリバイバルを遂げました。片道5時間弱で結構ぐにゃぐにゃカーブも多いのですが、そんなのへいちゃらのワンコ達と思いっきり遊べて私も大満足です。 

イサキは翌日刺身でみんなと分け合いました。