18 Sept 2010

イヌの健康





  












純血種のワンコの遺伝病を減らす第一歩としての遺伝子検査。
グリフォンは、希少犬が故その検査もできないそうで、検査の前段階としてグリフォンの飼い主の皆さんご存知の遺伝子検体の提供をしました。
検体データが蓄積されることにより、遺伝子検査が初めて可能になるのだそうです。
今のところデデに遺伝性の疾患は出ておらず、近い親族での遺伝病の情報も皆無なため、デデが役立つサンプルになるのか不安でしたが、研究所が検体採取キットをすぐ送って下さいました。

検体採取キットは、よくクライム・サスペンスで見るアレでした。DNA分析のため容疑者の口腔内の細胞を採取するヤツ。

デデをむんずと押さえ付けると「やあやぁ〜召し捕ったり〜っ」という得意な気分になりました。口に綿棒を突っ込むのは、歯磨きをする時よりも快感でした。

往生際の悪い容疑者Dです。



採取後は、ちょっと神妙な面持ちでした。




繁殖が難しいと云われるこの犬種、5年後、10年後に生まれてくるグリフォン達がより健康で幸せであって欲しいです。





ミンモの歯がまた根元から折れてしまいました。
1本目は下の犬歯で今年の4月、今回は2本お隣の前歯です。
散歩からの帰宅後、風呂場で気付きました。歯の生えているべきところの歯茎にポッチリ赤い凹みが。


外でおもちゃ遊びをした時は家に帰って必ず口の中に指を突っ込んで洗います。木のチップやら砂利がもりもり口に残っているのです。
そう、その日は久々に近所のランで他のワンコ達とおもちゃの奪い合いで楽しく引っ張りっこをして遊んだのでした。10分ほどで機関車みたいな息になったので早々引き上げたのですが...
家の中では大好きなヒヅメもここ数ヶ月たまにチョコッと舐めさせるだけにしていたのに。
ゴムのデンタルおもちゃを親の敵のようにガジガジして破壊させるのは許していたので、それがいけなかったんだろか。
歯並びの悪いミンモは特に歯が折れやすいので注意しなければならないのでした。
マイッタ(_ _;)

炎症を起こさぬよう、獣医からもらったイソジンらしき塗り薬で今は消毒しています。細菌感染して、痛がって餌も食べられないようなったら歯科で抜根しなければなりません。
4歳前後で既に2本も歯を折るなんて先が思いやられます。歯がなくなることで人相も変わってしまうのでしょうか...
顔が崩れてしまう前に日頃まめに写真に収めておかなければと思いました。
 



    
             今ミンモ               未来ミンモのシミュレーション


歯に関しては一週間経過していてまだ観察中ですが、良いこともありました。
動物病院では毎回ミンモの膝の状態を診てもらいます。
この状態であれば残るもう一本は手術をしなくても良いのではと今回やっと言ってくれました。これぐらいの脱臼の小型犬はざらに居るとのこと。デブにさせず、テキセツな運動をさせていれば大丈夫だそうです。

これからも気は抜けませんが、とりあえず良かった。